スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームの小ネタや考察をゆるりと書いてく 〜後編〜

まず最初に

この記事はスパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームの小ネタや考察をゆるりと書いていくブログ記事です。 この記事は後編で前編と中編の記事は以下

tetrapod117.hatenablog.com

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アートカード第4段早速もらってきましたよ!

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アートカード第4段

と言うことで、小ネタ解説もいよいよクライマックス! 後編はりきっていってきましょー




ここから先はスパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームと他のMCU作品(ホークアイなど)のネタバレを書いていきます

映画や関連作を未視聴の場合は注意してください
















後編ではスーパーサプライズなキャラ登場からラストシーンまでを書いていきます。

魔術が使えるネッド

スリング・リングでゲートを開くことができたネッド

これはサンクタム・サンクトラムに来た際にネッドはストレンジさんにうちは魔法使いの家系で手がムズムズすると言っていたが、それが伏線になっている。まじで魔法使いの家系だったよう...

アメイジングスパイダーマン

ということでネッドの開いたゲートから出現した登場したのはアンドリュー・ガーフィールド演じるピーター・パーカー!!

ゲートの向こうにいるのはアメージング・スパイダーマン2verのスーツを着たスパイダーマンだと一瞬で気づけなかったらそれは勉強不足です笑

ちなみに、ウェブシューターもアメスパ2のものになっていた。

もう1人のスパイダーマン

もうガーフィールド来たならやっぱりくるよねトビーマグワイア演じるピーター・パーカー!!!

あれだけリークでわいわい言ってたのにいざ公開時にネタバレで出てくるって話されたらぶちぎれるオタクの気持ちは自分でもようわからん。

ネッドの設定とおばあちゃん

ホーム3部作ではピーターの大親友のネッド・リーズ。

名前は原作に出てくるデイリービューグルの記者から取られてるがキャラ設定や立ち位置はマイルズ版のスパイダーマンに出てくるマイルズの親友ガンケがベースになっている。

なのでガンケと同じくネッドも東南アジア系で、サプライズをもろともしないネッドのおばあちゃんが話してるのはタガログ語(フィリピンの言語)

君たちの友達が僕の助けを必要としている

トビー版ピーターのセリフ。 ガーフィールド版ピーターは「僕たちの助けを」とも言っている これはスパイダーバースでもあったが、ピーターのお互いのスパイダーセンス(ピータームズムズ)が反応している模様。

お気に入りの場所

スパイダーマン1でベンおじさんを殺した犯人を殺した後に泣いてた所 スパイダーバースではピーター・B・パーカーがここでコーヒー飲んでたりする

ゲーム版で登ってみたらこんな景色

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Marvel's スパイダーマンクライスラー・ビルからの景色

アメイジングスパイダーマン2のOPで出てくる。

ゲーム版ではこんな感じ

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Marvel's スパイダーマンエンパイアステートビルからの景色

ついでに自撮りも

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Marvel's スパイダーマンのエンパイアーステートビルからの自撮り

俺はスーパーヴィランにはならない

高校の理科実験室でのトビー版ピーターからヴィランになった親友の話(ハリーのこと)を聞いた後のネッドのセリフ

原作でのネッドは3代目のホブゴブリンになってたりもするのでそれを踏まえてのセリフ

ちなみに、スパイダーマンの新作の噂ではほぼ毎回ネッドがゴブリンになるって話が出てきてる。

ヴィランにならなくてよかったねネッド

MJとのいい感じの距離を見つけたピーター

別れたり、くっついたり、また別れたりしていたライミ版のピーターとMJ

ちょうどいい距離を見つけられてよかったよかった

スパイダーマン4で描いてくれてええんやで!

指を刺し合うピーターx3

実験室でネッドに名前を呼ばれた時に3人で指を差し合うは、1967年のスパイダーマンのアニメで偽のスパイダーマンと指を刺しあって不毛な議論をするシーンのオマージュ ちなみに、スパイダーバースのエンドクレジットシーンでもネタにされてる

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体内でウェブを生成するトビー版スパイディ

ライミ版スパイダーマンシリーズの特徴。生体ウェブとも呼ばれる

トムホ版、ガーフィールド版は両方ともウェブシューターから発射されるため2人の驚き方が可愛い。

ちなみにこの体内でウェブを生成して手首から直接ウェブを発射するアイディアはアバタータイタニックで有名なジェームズ・キャメロンが企画していた幻のスパイダーマン映画の時に出たアイディア。こちらの企画は権利もろもろの関係でお蔵入りになってしまった。

生体ウェブは原作シリーズにも逆輸入されてたりして使える時期もあったが、ワンモアデイでリセットされたのでまたウェブシューターを使うようになった。

ピーターの呼び方について

ピーターの呼び方ややこしくなってきたので、ここから先は自由の女神での戦いでつけられた

で書いていこうと思います。

腰を痛めたピーター2

自由の女神の戦いの前のピーター2とピーター3の会話でスイングのしすぎで腰を痛めたことを話すピーター2

スパイダーマン2で蜘蛛の力なくなった時と戻った時に思いっきり腰をぶつけていてそれが原因だったり? ちなみに、スパイダーマン2で蜘蛛の能力が戻った時のセリフの「my back!」(能力が戻ったと腰がの2つの意味を掛けている)という言葉もこの腰の下で言ってた。

さらにこの腰のネタはトビー・マグワイアスパイダーマン2で腰痛が原因で降板するとかの話があったらしくてそれをいじってるのではと思う笑

ピーター3のウェブ

同じく自由の女神の戦いの前のピーター2とピーター3の会話 ピーター3のウェブは自作していると言っているがオズコープ社の蜘蛛の糸のワイアーをベースにしてる(アメイジングスパイダーマン参照) なのでオズコープ社がないMCUの世界では作成できないと思われる。 ピーター1のウェブは完全自作で理科の実験中でも作れる(ホームカミング参照)

これまで戦った中でやばいヴィラン

ピーター2: 黒い地球外生命体(スパイダーマン3のヴェノム) ピーター3: サイのスーツを着たロシア人(アメイジングスパイダーマン2のラストのライノ)

これで、一応、歴代スパイダーマンシリーズに出てきたヴィランについては全員話に出てきた。 (ニュー・ゴブリンは理科室でのピーター2とネッドの会話)

と思ったけど、アメスパ2のゴブリン忘れてた。

ということで、アメスパ2のグリーン・ゴブリン以外ですね。

アークリアクターを手に入れたエレクトロ

アークリアクターを手に入れて自由の女神にやってきたエレクトロ。

この時、放電時に顔に星形のエフェクトがかかるがこれは原作のエレクトロのスーツの再現。

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原作エレクトロ

エレクトロに向かって飛ぶ時のピーター3のポーズ

自由の女神での戦闘開始時。エレクトロに向かってジャンプする時のピーター3のポーズは スパイダーバースでピーター・パーカーの自己紹介の時にやってたポーズと同じ。

相変わらず流されやすいサンドマン

箱を追って自由の女神までやってきたサンドマン

彼の1番の目的は元の世界に帰りたい。エレクトロは箱を壊そうとしてるので完全に目的は噛み合ってないが何故か共闘している。

スパイダーマン3でもなんかとりあえずヴェノムと共闘してたし、相変わらず周りに流されやすい感じが3の時と変わってなくてサンドマンらしくて好き

ちなみに、サンドマントーマス・ヘイデン・チャーチリザードリス・エヴァンスは声は新録だが映像はアーカイブなので、本人の登場シーンに既視感があるのは過去作に使われた映像を使ってるから。

チームでの戦闘経験がない

あまりにもチームワークがなってないスパイダーマン

それもそのはず、ピーター2,ピーター3はチームでの戦闘経験がないから。

原作のスパイダーバースで映画版のスパイダーマンを出したかったらしいがソニーが許可しなかったので、どちらもトビー似とガーフィールド似のスパイダーマンが出てくるだけになった。

もし、原作のスパイダーバースにピーター2,3が出てたらもうちょっとチームでの戦闘は変わっていたかも?

3人揃ったスパイダーマン

自由の女神のたいまつに集まった3人のスパイダーマン

予告だとピーター1ひとりだったがやはり本編では3人いた。めちゃくちゃかっこいい!!

ちなみにブラジルの予告編だとピーターとエレクトロ、リザードサンドマンが向かい合うシーンでカットをミスって、リザードが無に蹴られて飛ばされるシーンがあり、色々噂された。

映像の質感

完全に感覚だけど、ピーター2,ピーター3単体が映ってるシーンでは映像の質感というか色味がそれぞれの映画版に合わせたものになっていると思う。なのでサンドマンとピーター2のシーンとかエレクトロと対面してるピーター3のシーンが、それぞれスパイダーマン3とアメスパ2のワンシーンにも見える。

スリングリング回収

リザードにMJとネッドが襲われてるシーンで、ネッドがゲートを開きグランドキャニオンから戻ってくることができたストレンジさん。

このタイミングで、箱を回収する時に一緒にネッドからスリングリングも回収してる。

黒人のスパイダーマン

エレクトロ「黒人のスパイダーマンもいるはず」 その通りで、マーベルには黒人のスパイダーマンであるマイルズ・モラレスがいる。

ちなみに、MCUだとマイルズも存在している設定になっている(ホームカミングの武器取引してた黒人のお兄さんが甥っ子がいるって言ってたがその甥っ子がマイルズになる)

今後、トムホピーターとの共演とかあるといいなぁ

ピーター2とオクタビアス博士

オクタビアス「太陽の力が」

ピーター2「この手の中に」

オクタビアスとピーター2の対面シーン

この後の、 オクタビアス「調子はどうだ?」のピーター2の返答「Trying to do better.」(努力してます)はスパイダーマン2ヴィランになる前のオクタビアスとピーターの初対面シーンでピーターが返したセリフと同じ。

ちなみに、吹替えだとこのシーンでピーター2は「反省してます」と答えてるのはスパイダーマン2でも同じように返答してるから。 ちゃんと再現してて偉いけどちょと意味不明になる。

責められるストレンジさん

治療作戦もひと段落し、自由の女神の上部でグランドキャニオンに12時間も放置されたことでピーター1を責めるストレンジさんだったが、ピーター2,3がやってきて「休暇中ですか?」と逆に責められる羽目に。

たぶんだけど、ピーター1は魔術師のことは話したけど、戦ってグランドキャニオンに置いてきたことは説明してない模様w

責められるのであえて説明してないのがトムホピーターっぽくて好き。

ピーター2は誰を助けてる?

ゴブリンのパンプキンボムによる爆発で自由の女神の足場が崩れた時にピーター2は誰かに向かってウェブを放ってるが誰に向かってなのか?

他のキャラが誰を助けているか整理するとわかりやすくなる。

  • ピーター3: MJ
  • オクタビアス博士: エレクトロ
  • マントさん: ネッド
  • サンドマン: たいまつの中にいるので問題なし

と言う感じなので、消去法でピーター2が助けていたのはコナーズ博士になると思われる。

2度目のチャンス

今作ではヴィランだけではなくピーターたちも2度目のチャンスがキーワードになっている

ピーター3は落下するMJを助けた。

ピーター2はグライダーからノーマンを守った。

ここのエモさはあんまり語るとダサいのでこんなもんで

そんなに傷は深くないピーター2

ピーター1とゴブリンの戦闘でゴブリンを守ったピーター2。だが、その直後ゴブリンから刺されてしまう。

ここでピーター2を刺したのは戦闘中にゴブリンが腕から出したソードだが、ピーター1との戦闘中に折られてる(シーンなしで音だけ。ちなみに折れた剣先も落ちてない)ので刺されてもそこまで傷は深くなかったと思われる。

めっちゃ痛いと言ってたけど...

マルチバースの裂け目の向こうにいたシルエット

  • アップ1回目

一番大きいのはクレイヴン・ザ・ハンター(今後ソニーが単体映画化する予定のヴィラン) 横にいたのはブラックキャットだと思う あとはスーペリア・スパイダーマン(原作でオクトパスがピーターの体を乗っ取った時のスパイダーマン

  • アップ2回目

ライノ(アメスパ2のではなく原作よりのシルエット) スコーピオン ミステリオ

アップの回数はごっちゃになってる可能性があるがメインのクレイヴンとライノは間違いない。

ピーターの存在を忘れた世界

マルチバースからの介入を防ぐために、ピーターの存在を全ての人が忘れてしまう。

今作のベースになったワンモアデイではメフィストの介入でピーターとMJの結婚とかもなかったことになったが、今作ではさらに過酷でピーターの存在そのものがなくなってしまった。

なので、NWH後の話であるホークアイではスパイダーマンの話は出てこない(そもそもアベンジャーズメンバーの話もあんまり出てこないが…)

ただ、ドーナッツ屋でバイトしているMJはファーフロムホームでピーターからもらったネックレスをつけていたり、MJの何か思い出したような顔など少しだけ希望は残ってるのではないかと思う。

ボロいアパートに住むピーター

ライミ版もそうだしゲーム版でも同じような所に住んでいた。家賃にうるさそうな大家さんも同じ。

皇帝のレゴ

引っ越してきたピーターの荷物から出てきたのは、高卒認定の参考書と写真立て、スターウォーズの皇帝のレゴだった。

このレゴはホームカミングでネッドからもらったもの。大切な親友との思い出の品なのである。

写真立てはどの1枚かわからないがきっとダメージコントロール局に欧州されたネッドとMJの写真だと思っている。

警察無線を傍受するピーター

これもこれまでのスパイダーマンと同じ。

それを聞いて自作のスーツで街を駆けるスパイダーマン

きっと、またここから我々のよく知るスパイダーマンの物語が始まるんだと思う

MJのコーヒー屋に通うピーター

自作のスーツを作っているミシンの横にはMJのコーヒー屋のカップ

このシーンでは自己紹介した時から割と日数経ってると思うので多分MJのコーヒー屋に通ってるんだと思う。

記憶を消される前みたいに恋人どうしではないかもしれないけど、MJとの仲は少しづつ縮まっているのかなと思う。

ちなみに、このカップは割と有名なカップらしくてNYが舞台の映画を見てるとちょいちょい出てくる。

最近だと、アンドリュー・ガーフィールド主演の映画「tick, tick... BOOM!」でこのカップを使ってるシーンがあって、たまたまだろうけどちょっとテンションが上がった。

その頃、NYでは...

最後にスパイダーマンの飛んでるニューヨークのスケート場やビルはホークアイの最終決戦の舞台で登場する。

ちなみに、ホークアイの年代設定は2024年のクリスマスなのでホークアイがギャングと戦っている裏で、スパイダーマンは悪と戦っていたのかもしれない。

半分マスクで半分顔の絵

エンディングでガーフィールドとトビーの名前がクレジットされる時の絵で、半分がスパイダーマンのマスクで半分が本人の絵が出てくる。

これのトムホ版は実は序盤のハリントン先生が作ったスパイダーマンの置物コーナーにある。

ミッドクレジットシーン

ヴェノムが出てくる。

なんでここにいるかはレットゼアビーカーネイジのミッドクレジットシーン参照

最後は今後MCUにシンビオートが登場する伏線になっていると思われる。

なぜ、ヴェノムはスパイダーマンの正体を知っていた?

これは、シンビオートはマルチバース間で記憶や情報を共有できるらしく、スパイダーマン3のシンビオートがスパイダーマン=ピーター・パーカーだと知り、その記憶がSSUのヴェノムに共有されたかららしい。

Arachnoverture

ノーウェイホームのサントラ最後の曲

arachne(蜘蛛)

overture(序曲)

の造語でスパイダーマンの新しい物語の始まりを予感させるタイトルになっている

エンドロールでこの曲を止めて余韻ぶち壊しの日本語版主題歌をゴリ押したソニー・ピクチャーズは反省して欲しい

ちなみに、サントラのタイトルも面白いものが多くて特に「Peter Parker Picked a Perilously Precarious Profession」は英語の早口言葉「Peter Piper picked a peck of pickled peppers.」をもじってかつ、ピーターがスパイダーマンの人生を選択したことをタイトルで表現していてうまいなと思った。

open.spotify.com

エンドクレジットシーン

ドクター・ストレンジマルチバース・オブ・マッドネスの予告 日本では全米に先駆け5月4日公開! ちなみに監督はスパイダーマンで有名なサム・ライミ

めちゃくちゃ楽しみ!!

これで終わり!

と言うことで色々小ネタとかを書いていきました。

書きながらいろいろ作品見直していくうちに気づいたこととか増えていって、自分でも思ったより長くなってしまって驚いています笑

世の中には感想ブログとか多くてエモい話はそっちにたくさん書いてあると思うので今回は小ネタと考察に焦点を当ててみましたがいかがでしたか?

1つでもそうなんだとか、知らなかったとかあればコメントとかスターいただけると幸いです🙏

で、書いてて色々ネタが膨らんできたので、次は今後のスパイダーマンシリーズがどうなっていくのかを書いていこうと思います。

週末書いて月曜日くらいには出せるはず。乞うご期待!